若い頃にイギリスに留学したことがありまして、その時仲良くなったイギリス人の友達がよく口にしていたフレーズが
「that’s ridiculous!」
でした。
ridiculousという単語自体、日本にいる時に知らなかった私、もともと英語がそんなに得意でなかった私にとっては発音自体が難しくてしばらく言葉の意味を調べることもできなかったんですが、少し慣れてきてやっと頭文字がRなんだと知ってスッキリしたのを記憶しています。
会話の中でなんとなくそういう意味なんだろうなあと思いつつ、当時通っていた語学学校の先生に聞いてやっとスペルもわかりました。
そう言えばその先生もたまに使っていましたね。
知った途端に好んでよく私自身も使うようになったのですが、実際日本語でもバカバカしいとか、そんなのありえねーとか普段から自然に出てくることは多いですよね。
相手が言ったこと、やった行動に対してはもちろんのこと、家をシェアしていた同居人と一緒にテレビを観ててもよく聞きましたし、自分でも言うようになっていきました。
真面目な話で賛同できないという感じの信じられないと言う意味でも使っていたと思いますが、少しふざけた感じでもニュアンスで使い分けてたみたいですね。
調べていたらスラング的なニュアンスで決してネガティブなだけでもないみたいなことを後で知りました。
ということは日本語で
「ヤバい!!」
みたいな感じが当てはまるのかなと。
すごいおいしいものを食べた時に、
「うわっこれやばくない?(すごいおいしいという意味で)」
みたいに使うのかなと思われますが、イギリスにいた時は周囲の人間がそんな使い方もされていたのかは定かではありません。
ただ会話をする上で知っておくと意外に便利で使い道が多いフレーズだと思いました。
W杯がある関係で最近ラグビーの動画をよく観るのですが、思えば前回のイギリス開催の日本代表VS南アフリカ戦、日本を応援する側からするならあの勝利はincredible!とかamazing!みたいな気持ちなんでしょうし、対する南アフリカ側からすれば負けるはずのない相手にまさかの敗退、ため息交じりにit’s ridiculous!。
きっとそんな心境だったんじゃないでしょうか。
渡英当時はスペルがわからずどう聞いてもウィディキュラスみたいに聞こえてたridiculous、Rの発音が苦手な私には少し苦労もありましたが曖昧な感じでもどうやら伝わってはいましたから、臆せずどんどん使っていい言葉なんだと思います。
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